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sshd を活用する

 SSH とは、Secure SHell の略で、もともとは、信頼できないネットワークを使って、離れた場所にある PC に安全にログインできるよう、通信データを暗号化するしくみのことですが、現在では、ログインだけに限らず、いろいろなプログラムがこの暗号化機能を活用しています。

 ちなみに、SSH と書いた場合は、通信路の暗号化を行なうしくみのことを、ssh と書いた場合には、SSH を実現するプログラムのことを指します。

 SSH に関連するプログラムとして、FreeBSD には、

sshd: SSH を使ったログインを受け付ける、ssh サーバ
ssh: 他の PC へ、SSH を使ってログインするために使う ssh クライアント
scp: SSH を使って、2台の PC 間で、安全にファイルをコピーするプログラム
sftp: SSH を使って、安全なファイル転送を行う ftp もどき

 などが準備されています。


■ SSH による通信のしくみ

 要は、データを送信側で暗号化して、受信側で復号化しているだけですが、実際に暗号化通信が始まるまでに、いろいろなワザが使われているので、簡単にさわりだけ、触れておきます。

● telnet による通信が始まるまで

 まず、ssh が登場する前に使われていた、telnet の場合から。

(1) クライアントサーバ間で TCP接続を確立

(2) パスワードにより、ユーザを認証
 1) クライアントからサーバに、ユーザ名とパスワードを送る
 2) サーバで、ユーザ名とパスワードを確認し、組み合わせが正しければ、ログインを許可

 通信データは暗号化されていないので、パスワードも生のままネットワークを流れます(^^;;;
 …ま、よく言えばシンプル、現在の基準でいえば無防備すぎですね。

● SSH (SSH-2) による通信が始まるまで

 続いて、最新のセキュリティ機能を満載した、ssh の場合です。

(1) クライアント~サーバ間で、TCP接続を確立

(2) 暗号の「」を交換し、暗号化された通信路を確立
 交換とはいっても、Diffie-Hellman法 という手法を使って、サーバとクライアントが、お互いに「ヒント」を出し合った後、両者それぞれが、自力で「」を作っているので、「」自体がネットワーク上を流れることはありません。

 この「」は、安全のため、1時間おきに変更されます。

 また、このときに、サーバの公開鍵を使って、サーバが本物かどうかの確認もしているらしいです。

(3) ユーザを認証

 大まかにいって、次の3種類のうちのどれかを使って、ユーザ認証が行なわれます。

 (A) 公開鍵認証方式
  1) [C] クライアントからサーバへ、ユーザ名を送信
  2) [S] サーバ側で、ランダムなデータを作成
  3) [S] 2) のデータをユーザの公開鍵で暗号化し、クライアントに送信
  4) [C] 送られたデータをユーザの秘密鍵で復号化し、ハッシュ値を計算
  5) [C] ハッシュ値をサーバに返送
  6) [S] 2) から求めたハッシュ値と、返送された値が一致すれば、ログインを許可
  ※ ちなみに、パスフレーズは、「秘密鍵」を復号するときに使われる「鍵」なので、ネットワークには流れません。

 (B) チャレンジ・レスポンス認証方式(あるいは、キーボード・インタラクティブ認証とも)
  1) [C] クライアントからサーバへ、ユーザ名を送信
  2) [S] サーバ側で、ランダムなデータを作成
  3) [S] 2) のデータ(チャレンジ)を、クライアントに送信
  4) [C] 送られたデータを、ユーザのパスワードを使って暗号化
  5) [C] 暗号化したデータ(レスポンス)をサーバに返送
  6) [S] 2) をユーザのパスワードで暗号化したものと、返送されたデータが一致すれば、ログインを許可

 (C) パスワード認証方式
  1) [C] ユーザ名とパスワードをサーバに送信
  2) [S] ユーザ名とパスワードの組み合わせが正しければ、ログインを許可

 公開鍵認証チャレンジ・レスポンス認証 では、ユーザのパスワード(または、公開鍵/秘密鍵)がネットワークを流れないのに、相手が正しいパスワードを持っていることを確認しています。 このしくみを考えた人は、すごいですね~(^-^)


■ 事前準備

● FreeBSD 側の準備

/etc/hosts に、ssh クライアントを動かす PC の IPアドレスと、ホスト名を書き込んでおきます。
(sshd が、接続してきたクライアントがニセモノでないか、DNS を使って確認しようとするため。)

 もちろん、自分のネットワークを管理している DNS サーバに登録してしまっても OK です(^^)

 /etc/hosts の内容:
::1                     localhost localhost.home.made
127.0.0.1               localhost localhost.home.made
192.168.1.2             thyme.home.made thyme
192.168.1.2             thyme.home.made.
192.168.1.100           host0 host0.home.made ← 追加
192.168.1.101           host1 host1.home.made ← 追加
192.168.1.102           host2 host2.home.made ← 追加
192.168.1.103           host3 host3.home.made ← 追加
 当然ですが、IPアドレスとホスト名は、ご自分が使っているものに書き換えて、使ってください(^^;;

○ 最初の ssh ログインを、信頼できないネットワーク経由で行なう必要がある場合は、ホスト鍵(FreeBSD の公開鍵)の指紋を控えておきます。 (「-l」の代わりに「-lv」を使うと、「random art」テクノロジーを満喫できます…(^^;
 《 RSA 公開鍵の指紋を確認 》
$ ssh-keygen -l -f /etc/ssh/ssh_host_rsa_key[Enter]
2048 46:77:1f:b3:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx /etc/ssh/ssh_host_rsa_key.pub (RSA)
 《 DSA 公開鍵の指紋を確認 》
$ ssh-keygen -l -f /etc/ssh/ssh_host_dsa_key[Enter]
1024 35:87:e0:bc:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx /etc/ssh/ssh_host_dsa_key.pub (DSA)
$  
 DSA は、RSA とは異なる非対称鍵暗号で、離散対数問題の難しさをもとに作られた暗号の方式です。
(ちなみに、上の方で出てきた Diffie-Hellman法も、離散対数問題の難しさが、「鍵」を守るカギになってます(^^;

● Windows 側の準備

 Windows から SSH を使って FreeBSD にログインする場合、Windows 上で動く ssh クライアントが必要になります。

 代表的なプログラム(…って、私が使ってるものだけど(^^;)を紹介します。

 これ以外のプログラムを使っても構いませんが、その場合には、SSH-2 に対応していることを確認しておきましょう。

 ○ Tera Term:日本人が開発している、SSH-2 対応のターミナルエミュレータ
  こちらにあるのが最新版で、チャレンジ・レスポンス認証に対応しています(旧称:UTF-8 対応 TeraTerm Pro)

  ◆ SourceForge.JP Tera Term プロジェクトトップページ
   http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/

 ○ WinSCPsftpscp を使って、sshd が動いている PC との間でファイルのやりとりを行う

  ◆ WinSCP
    http://winscp.net/

 コマンドライン版sftpscp が好きな方(^^;は、こちら(↓)をどうぞ。

 ○ PuTTY:SSH-1/2 対応のターミナルエミュレータ

  ◆ PuTTY
    http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/

   ダウンロードページから、psftp.exepscp.exe がダウンロードできます。


■ 必要なソフトのインストール

 FreeBSD には、SSH 関連のソフトが初めから入っているので、普通は、新たにインストールする必要はありません。

 Windows 用のソフトのうち、Tera TermWinSCP については、Windows の流儀に従って、適当にインストールして下さい(^^;

 需要は少ないと思いますが(^-^;pscp.exepsftp.exe については、パスの通っているフォルダ(例えば C:\WINDOWS など)にコピーするのがお手軽でしょう。


■ sshd と、関連するプログラムの設定

 sshd は、ネットワーク経由で FreeBSD を使うときのセキュリティの要(かなめ)なので、sshd の設定に合わせて、ネットワーク関係のセキュリティ設定、具体的にはパケットフィルタTCP Wrapper の設定もここで済ましておくのがよいでしょう。

● sshd_config の設定

 以前は、sshd の設定ファイル /etc/ssh/sshd_config に「PasswordAuthentication yes」という1行を追加しないと、実質的に SSH を使ったログインはできなかったのですが、Tera Term がチャレンジ・レスポンス認証に対応してくれたお陰で、何も変更することなしに、SSH を使うことができるようになりました(^^)

● TCP Wrapper の設定

 TCP Wrapper とは、プログラム毎に、接続先に応じて、通信の許可/不許可を指定することができる、セキュリティ機能の1種です。

 …まあ、最近は、あまり活用されてないような気もしますが、一応、参考ということで…

 お約束として(^^;、sshd で TCP Wrapper が使えることを確認。
 《 sshd のありかを調べる 》
$ which sshd[Enter]
/usr/sbin/sshd
 《 sshd が使っているライブラリを表示 》
$ lld /usr/sbin/sshd[Enter]
/usr/sbin/sshd:
        libssh.so.4 => /usr/lib/libssh.so.4 (0x280b0000)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
        libwrap.so.5 => /usr/lib/libwrap.so.5 (0x2810d000) ← これ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
        libroken.so.9 => /usr/lib/libroken.so.9 (0x2842c000)
$  
 次のような内容で、/etc/hosts.allow を作成します。FreeBSD に初めから入っている /etc/hosts.allowリネームして、1から書き直した方が多分早いです(^^)

 /etc/hosts.allow の内容:
#       /etc/hosts.allow

        ALL : localhost 127.0.0.1 : allow
#       ftpd : .home.made 192.168.1. : allow
        sshd : .home.made 192.168.1. : allow
        ALL : ALL : deny
 これも、「first win」=「早い者勝ち」ルールになっているので、条件にマッチした時点で、許可/禁止が決定します。

03行目:  ALL : localhost 127.0.0.1 : allow
 全てのプログラム(ALL)について、ローカルホスト(localhost127.0.0.1)からの接続は許可(allow)します。

05行目:  sshd : .home.made 192.168.1. : allow
 sshd については、LAN 内の PC (*.home.made192.168.1.*)からの接続を許可します。
 (LAN のドメイン名(.home.made)とネットワークアドレス(192.168.1.)については、お使いのものに合わせてくださいね(^^)。)

06行目:  ALL : ALL : deny
 全てのプログラムについて、あらゆる接続(ALL)を禁止(deny)します。

● パケットフィルタの設定

 「パケットフィルタ (ipfw) の設定」を参照してください(^^)

  ◆ パケットフィルタ (ipfw) の設定
   http://murasaki.cocolog-nifty.com/cloud/2009/08/ipfw-a0b2.html

● 公開鍵認証について

 今回は使いませんが、信頼できないネットワーク経由で SSH を使いたい場合、あるいは、信頼できないネットワークからの SSH ログインを許可しなくてはならない場合には、公開鍵認証だけを許可し、その他の認証によるログインを禁止すれば、より安全に FreeBSD を運用することができます。

(私のいい加減な計算(^^;によれば、8文字のパスワードのパターンは7.2×10^16通りしかありませんが、1024ビットの公開鍵のパターンは、10^150通り以上あります。)


■ sshd を使ってみる

 ここでは、sshd を、 FreeBSD の起動と同時に使えるようにする方法と、Windows 用のソフトの代表として、Tera Termsftppsftp.exe)の使い方を簡単に説明します。

psftp.exe は代表じゃないでしょ… という苦情は受け付けません(^^;;

● sshd の起動

 FreeBSD のシステム設定ファイル、/etc/rc.conf に次の1行を追加します。
sshd_enable="YES"
 その後、PC を再起動します。
# reboot[Enter]
 FreeBSD が起動したら、sshd が起動していることを確認します。
 ソケットの状態を表示 》
$ sockstat[Enter]
USER     COMMAND    PID   FD PROTO  LOCAL ADDRESS         FOREIGN ADDRESS
root     sshd       651   3  tcp4   192.168.1.2:22        *:*   ← これ
root     sshd       651   5  stream -> ??
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
$  
● Tera Term で FreeBSD にログイン

 では、Tera Term を使って、FreeBSD にログインしてみましょう。

 ちなみに、Tera Term最初に起動するときは、設定ファイルにあれこれと書き込むことになるので、コンピュータの管理者 として起動した方がいいです

(1) Tera Term を起動
 スタートメニューから辿る(たどる)なり、デスクトップのアイコンを使うなりして、Tera Term を起動します。
 「新しい接続」ウインドウが表示されたら、「ホスト」欄に、FreeBSD が動いている PC の IPアドレスを入力して「OK」ボタンを押します。

SSH で FreeBSD に接続

(2) ホスト鍵の確認
 初めて接続する場合には、「セキュリティ警告」ウインドウが開くので、表示された「サーバ側のホスト鍵指紋」が、FreeBSD のものと一致していることを確認して「続行」ボタンを押します。
 この画面では、「DSA鍵」が使われているので、FreeBSD の公開鍵のうち、「DSA」の方と比較します。
(この画面を撮り直すために、サーバ公開鍵を削除た後でログインし直すまで、てっきり、RSA公開鍵 を使っているものだと思い込んでました(^^ゞ。)

 「このホストを known hosts リストに追加する」にチェックマークを付けておくと、同じホストに接続する場合には、この画面は表示されません。
(もし、表示されたら、ニセモノの可能性が大です(^^;

サーバのホスト鍵指紋

(3) ログイン認証
 続いて、「SSH認証」画面が表示されるので、ログイン方法として「チャレンジレスポンス認証を使う」を選んで、ログインを行います。
 ・「チャレンジレスポンス認証を使う」にチェックマークを入れる
 ・「ユーザ名」に FreeBSD のユーザ名を入力
 ・「OK」ボタンを押す

チャレンジ・レスポンス認証

(4) パスワード入力
 ・「SSH認証チャレンジ」画面で、パスワードを入力
 ・「OK」ボタンを押す

パスワードを入力

 これで、FreeBSD にログインできるはずです。

● Tera Term の設定

 FreeBSD にログインできることが確認できたら、Tera Term の設定も済ましておきましよう。
日本語エンコードの設定
 ・「設定」→「端末(T)」
  ・「漢字-受信」:UTF-8 → EUC、「漢字-送信」:UTF-8 → EUC (FreeBSD の場合)

・フォントの設定
 ・「設定」→「フォント(F)」
  ・お好きなものを(^^)
   私は、MSゴシックの10ptを使ってます

・ログイン認証方式の選択
 ・「設定」→「SSH認証(A)」
  ・「チャレンジレスポンス認証を使う」にチェックマーク

 これらの設定が終わったら、忘れずに、

・「設定」→「設定の保存(S)」で、TERATERM.INI に変更を保存しておきます。

● Tera Term を終了する

 Tera Term を終了する場合は、
(1) 「exit」コマンドで、FreeBSD からログアウトする
(2) FreeBSD を「shutdown」させる
 のどちらかの操作をすれば、FreeBSD(sshd)との接続が切断されると同時に、Tera Term も終了します。


● sftp の使い方

 もう一つ、SSH を使ったプログラムの例として、sftp の使い方を紹介します。
 ワイルドカードが使えるのが、sftp の魅力ですね(^^)

【簡単な解説】
 以下では、次の操作を行っています。

○ Windows の D:\FBex フォルダの下に、log フォルダを作り、FreeBSD の ~/work/logディレクトリにある *.log ファイルをコピー
○ FreeBSD の ~/work ディレクトリの下に、mini ディレクトリを作り、Windows の D:\FBex\mini フォルダにある mini* ファイルをコピー

 sftp のコマンドで、最初に「!」が付いているのが Windows(ローカルホスト)に対する操作指示、付いていないのが sftp または FreeBSD(リモートホスト)に対する操作指示です。

【操作方法の例】

 まず、Windows の「コマンド プロンプト」を開きます。
 《 あらかじめ、目的のドライブ、フォルダに移動しておく 》
C:\Documents and Settings\melissa>d:[Enter]

D:\>cd FBex[Enter]

 《 sftp (psftp.exe) で、FreeBSD に接続 》
D:\FBex>psftp 192.168.1.2[Enter]
The server's host key is not cached in the registry. You
have no guarantiee that the server is the computer you
think it is.
The server's dss key fingerprint is: ← dss と言ってるけど、DSA のこと
ssh-dss 1024 35:87:e0:bc:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx:xx
If you trust this host, enter "y" to add the key to
PuTTY's cache and carry on conneting.
If you want to carry on conneting just once, without
adding the key to the cache, enter "n".
If you do not trust this host, press Return to abandon the
connection.
Store key in cache? (y/n) y[Enter] ← FreeBSD の公開鍵を Windows 側に保存
login as: violet[Enter] ← ユーザ名を入力
Using keyboard-interactive authentication.
Password: パスワードを入力[Enter]
Remote working directory is /usr/home/violet
 《 FreeBSD側:work/log ディレクトリに移動 》
psftp> cd work/log[Enter]
Remote directory is now /usr/home/violet/work/log
 《 FreeBSD側:ディレクトリの中身を確認 》
psftp> ls[Enter]
Listing directory /usr/home/violet/work/log
drwxr-xr-x    2 violet   violet         512 Jun 28 10:20 .
drwxr-xr-x    4 violet   violet         512 Jun 27 15:52 ..
-rwxr-xr-x    1 violet   violet         278 Jun 27 15:43 fd.log
-rwxr-xr-x    1 violet   violet       17406 Jun 27 15:29 jvim3.log
-rwxr-xr-x    1 violet   violet         210 Jun 27 15:29 n.log
 《 Windows側:現在のフォルダを確認 》
psftp> ! cd[Enter]
D:\FBex
 《 Windows側:log フォルダを作成 》
psftp> ! mkdir log[Enter]
 《 Windows側:log フォルダへ移動 》
psftp> lcd log[Enter]
New local directory is D:\FBex\log
 《 バイナリ転送モードに設定 … って、psftp にはなかった(^^;; 》
psftp> binary[Enter]
psftp: unknown command "binary"
 《 「*.log」にマッチするファイルを転送(取得) 》
psftp> mget *.log[Enter]
remote:/usr/home/violet/work/log/fd.log => local:fd.log
remote:/usr/home/violet/work/log/jvim3.log => local:jvim3.log
remote:/usr/home/violet/work/log/n.log => local:n.log
 《 Windows側:フォルダの中身を確認 》
psftp> ! dir[Enter]
 ドライブ D のボリューム ラベルがありません。
 ボリューム シリアル番号は BCDF-1234 です

 D:\FBex\log のディレクトリ

2009/08/27  20:27    <DIR>          .
2009/08/27  20:27    <DIR>          ..
2009/08/27  20:29               278 fd.log
2009/08/27  20:29            17,406 jvim3.log
2009/08/27  20:29               210 n.log
               3 個のファイル              17,894 バイト
               2 個のディレクトリ   8,901,455,872 バイトの空き領域

 《 FreeBSD側:親ディレクトリに移動 》
psftp> cd ..[Enter]
Remote directory is now /usr/home/violet/work
 《 FreeBSD側:miniディレクトリを作成 》
psftp> mkdir mini[Enter]
mkdir /usr/home/violet/work/mini: OK
 《 FreeBSD側:miniディレクトリに移動 》
psftp> cd mini[Enter]
Remote directory is now /usr/home/violet/work/mini
 《 Windows側:..\mini フォルダへ移動 》
psftp> lcd ..\mini[Enter]
New local directory is D:\FBex\mini
 《 Windows側:フォルダの中身を確認 》
psftp> ! dir[Enter]
 ドライブ D のボリューム ラベルがありません。
 ボリューム シリアル番号は BCDF-1234 です

 D:\FBex\mini のディレクトリ

2009/08/26  20:17    <DIR>          .
2009/08/26  20:17    <DIR>          ..
2009/06/19  21:41             1,130 mini_httpd.c.diff
2009/06/19  21:41             2,320 mini_httpd.c.diff2
2009/06/19  21:41             2,502 mini_httpd.c.diff3
2009/06/19  21:41             1,447 mini_httpd.conf
               4 個のファイル               7,399 バイト
               2 個のディレクトリ   8,901,455,872 バイトの空き領域

 《 「mini*」にマッチするファイルを転送(送信) 》
psftp> mput mini*[Enter]
local:mini_httpd.c.diff => remote:/usr/home/violet/work/mini/mini_httpd.c.diff
local:mini_httpd.c.diff2 => remote:/usr/home/violet/work/mini/mini_httpd.c.diff2
local:mini_httpd.c.diff3 => remote:/usr/home/violet/work/mini/mini_httpd.c.diff3
local:mini_httpd.conf => remote:/usr/home/violet/work/mini/mini_httpd.conf
 《 FreeBSD側:ディレクトリの中身を確認 》
psftp> ls[Enter]
Listing directory /usr/home/violet/work/mini
drwxr-xr-x    2 violet   violet         512 Aug 27 20:36 .
drwxrwxrwt    8 violet   violet         512 Aug 27 20:32 ..
-rw-r--r--    1 violet   violet        1130 Aug 27 20:36 mini_httpd.c.diff
-rw-r--r--    1 violet   violet        2320 Aug 27 20:36 mini_httpd.c.diff2
-rw-r--r--    1 violet   violet        2502 Aug 27 20:36 mini_httpd.c.diff3
-rw-r--r--    1 violet   violet        1447 Aug 27 20:36 mini_httpd.conf
 《 FreeBSD(の sshd)から切断 》
psftp> bye[Enter]

 《 コマンドプロンプトを閉じる 》
D:\FBex>exit[Enter]
■ sshd が動いたら…

 sshd が問題なく動くことを確認したら、安全でないサーバプログラム(デーモン)を止めます
 各デーモンの停止方法は、デーモンを動かした人に聞いて下さい。 動かしたのが自分ならば、なんとかするように(^-^;

(FreeBSD の流儀に従っていれば、/etc/rc.conf の「telnetd_enable="YES"」などと書かれた行を探して「# telnetd_enable="YES"」とコメントアウトするか、/etc/inetd.conf の各行の最初に「#」を書いて、FreeBSD を再起動すれば、止まるはず…(^^;

 FreeBSD で、どんなサーバプログラム(デーモン)が動いているかは、前述の sockstat で確認できます。

● telnetd
 telnet 接続を受け付けるプログラム。
 telnet の通信データは暗号化されないので、動いているのを見つけたら、問答無用で停止させます。

(外部と直接つながっていない LAN環境であっても、無線LANを使っていて、その暗号化方式の選択を間違うと、数分で無線LANの暗号が解読されてしまう、という話もありますので、暗号化されない telnet のようなプログラムを使うのは危険だと、きっぱりあきらめた方がいいでしょう。)

● rlogind、rshd
 ssh が登場する以前に使われていた、通称 r コマンド と呼ばれるプログラムの接続を待ち受けるデーモン。
 やはり、通信データは暗号化されないので、動いているのを見つけたら、停止させます。

● ftpd
 Anonymous ftp 専用に仕立てているなら、一応、問題ありませんが、FreeBSD のユーザ名で ftpd に接続できるようなら、停止させてしまいましょう。
ftp のデータも暗号化されないので、ftpd にログインする際のパスワードを「のぞき見」される危険があります。)

 sshd が動いていれば、ftp の代わりに、暗号化された通信路上で安全にデータのやりとりができる WinSCPsftp が使えます。

● inetd
 外部からの接続要求があったとき、それに応じて適切なデーモンを起動する機能を持った、サーバプログラム。
 通称は、インターネット・スーパー・デーモン

 inetd 自体は、起動していても、とりたてて問題ありませんが、/etc/inetd.conf の中で、例えば telnetd が自動起動するように設定されていると、実質的に telnetd を常時起動しているのと同じことになってしまいます(^^;

 メモリが貴重だった昔はともかく、最近は、inetd を使わずに、単独で接続を待ち受けるデーモンも多いので、/etc/inetd.conf の中身を確認して、止めても問題なさそうなら、inetd 自体を止めてしまいましょう。

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コメント

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